各回路のケーブルを確認・記号付け
分電盤を交換する前に、既存分電盤へ接続されている各箇所のケーブルを確認し、それぞれの回路が分かるように記号を付けました。分電盤には複数の回路が接続されているため、どのケーブルがどの部屋・回路につながっているのかを整理しておくことが重要です。施工前の状態を確認せずに進めると、交換後の回路確認に手間がかかったり、接続先を誤る原因になったりします。今回は事前に各ケーブルを確認してから既存分電盤の撤去へ進み、交換後も各部屋の電気を一つずつ確認できるよう準備しました。
既存分電盤を撤去
各回路の確認が完了した後、既存の分電盤を撤去しました。長年使用してきた分電盤は、外観だけでは内部の状態や部品の経年状況を判断しにくいため、既存設備を取り外す際も配線や接続状態を確認しながら慎重に作業を進めます。今回の分電盤は大きな故障が発生していたわけではありませんが、主幹用の漏電ブレーカーが生産終了となっており、今後の部品交換などを考えると更新しておくメリットがあります。古い設備をそのまま使い続けるのではなく、地震対策と合わせて新しい分電盤へ交換することで、今後の電気設備を管理しやすくします。
新しい感震機能搭載分電盤を設置
既存分電盤の撤去後、パナソニックの感震機能搭載分電盤を取り付けました。事前に記号を付けて確認した各回路のケーブルを、新しい分電盤へ適切に接続していきます。感震機能を備えた分電盤に交換することで、地震への備えを強化できるだけでなく、長年使用してきた分電盤の更新も同時に行えます。施工後に見えなくなる配線部分についても、接続状態を確認しながら作業を進めることが大切です。既存設備を使い続けた場合、将来的な部品交換が難しくなる可能性もあるため、今回の交換は設備更新という面でも意味のある工事となりました。
各部屋の電気を確認して工事完了
分電盤の取り付けと各回路の接続が完了した後は、各部屋の照明やコンセントなどを確認し、電気が正常に使用できることをチェックしました。分電盤交換では、本体を取り付けて終わりではなく、各回路が正しく機能しているかを確認することが重要です。施工前に記号を付けて整理していたため、交換後も各回路を確認しながら作業を進めることができました。今回の工事によって、長年使用していた分電盤を新しい設備へ更新するとともに、感震機能による地震への備えも整いました。万一の地震に備えて、日頃から電気設備を見直すきっかけにもなりました。